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子供の内股を矯正する必要はない!原因がどこか?を知ることが最優先です!

「子供が内またなのですが、強制をすることはできますか?」というお電話がありました。体操小学校低学年の女の子で、体操のコーチにも指摘されていたようです。

内股とは?

一般的に内またと言われる状態は、膝のお皿が内側を向いていることを言います。歩く様子が膝が内側に入っているような歩き方です。

本人は意識していないのですが、気がつくとひざが内側を向いてしまい膝同士がぶつかることもあります。特に体操などをしているとぶつかる可能性は高いようです。

同時につま先も内側に向いています。

内股は問題なのか?

内股であること自体はさほど問題ではありません。本人または親御さんは気にすることは多いです。しかし内股による痛みがあった場合にはちょっと考えなければいけません。

膝が内側を向いていると太ももの外側の筋肉は引っ張られます。また捻じれる力が発生するので膝の内側に痛みが出ることもあります。

今回のケース

今回のケースでは本人は痛みを訴えていませんでした。が、膝を触診してみるとひざの内側に痛い場所を発見しました。

捻じれる力が連続してかかるポイントです。

原因はどこにあるのか??

それでは内股になる原因はどこにあるのでしょうか??膝の問題なのか?股関節の問題なのか?それとも??

全身の関節弛緩性をチェック

まずは全身の関節弛緩性を評価をすることにしました。というのも小学生の女の子で関節が緩いという特徴を持つ場合が良くあるからです。

関節が緩いと関節可動域は広くなるのですが、体重がかかった時には関節が動きすぎてしまうので捻じれる力がよりかかることがあります。

すると予想通り、全身の関節弛緩を認めました。体操や水泳ではよく見られるのでやはり!という感じがしました。

親御さんにもこの辺りはお伝えしました。

足首をチェック

次は末端をチェックしてゆきます。足首回りは土台に当たるので、そもそも土台が曲がっているとその上も影響を受けます。

もともとはFPIという海外で使われている評価を使っていましたが、最近はより詳しい評価方法を取り入れるようにしました。これまであまり評価しなかった指の力や足首周りの筋力も見てゆきます。

その結果、足首が倒れる「過回内」が見られました。もともと関節が緩いため、距骨という骨が倒れやすくなります。

それに伴ってアーチが低くなり、足の親指やそのほかの指の筋力が弱いことも分かりました。

「体操中もぐらぐらしている」と親御さんが言っていたので、その原因が足首の倒れ、指が使えていないことだとお伝えしました。

膝をチェック!

全身の弛緩性を見てみると、膝関節も180度を超えて反ってしまうことが分かりました。いわゆる反張膝です。可動域が他の人よりも広いので、競泳の選手ではキックしてたくさん水が蹴れるので有利なこともあります。

が、重力がかかる地上では、膝がそり過ぎると関節部分に当たることがあるので注意が必要です。特に体操など飛んだり跳ねたりする競技は膝を痛めることがあります。

次に膝の方向を見てみると、足首が内側に倒れることによって連鎖してひざが内側に倒れていることが分かりました。どうやら内股の原因はここにありそうです。

膝関節の構造で内股なのではなく、足首が倒れているからつられて膝が内側を向ていたことがはっきりしました。

股関節をチェック!

足首が倒れて、膝が内側に入る、そうなると同じ連鎖で太ももの骨も内側に捻じれます。これも連鎖なので勝手に内側に捻じれてしまいます。

おまけに関節の弛緩性があるのでより太ももの骨は捻じれて内側に入ります。

骨盤をチェック

足首→膝関節→股関節→とくると最後は骨盤につながってきます。太ももの骨が内側に捻じれると骨盤は反る方向に働きます。

案の定、腰をプリっと反るのが得意でした。これも連鎖なので自動的に腰がそれてしまいます。また関節が緩いため腰を反ることはさほどきつくはありません(大人だと腰痛ですね・・)

内股矯正は必要なのか?

足首、膝、股関節、骨盤とチェックをしてみると内股の原因は「距骨の倒れ」であることがはっきりしました。

ということは原因である距骨の倒れが安定しないと内股は治らないことになります。運動連鎖から考えたらこれが答えになります。

いわゆる「内股矯正」と呼ばれるものが世の中にはたくさんありますが、個人的には懐疑的な立場でいます。どのような方法なのかは判りませんが、内股が矯正できるとも思えないです(汗)

まして小学生の子供には全く必要ないと思います。それも関節が緩い場合には全く効果はないと思います。おまけに原因にアプローチできていないので・・

距骨の倒れにはどんな解決法があるか?

距骨の倒れを修正する=内股が修正されるということになるので、そこをフォローすると内股が改善されます。みた接骨院で提供できる解決策です。

フォームソティックス

医療用矯正インソールのフォームソティックスを使うと、足裏からアーチを支えることで距骨の倒れを修正することができます。

メリット
・シューズに入れるので履けば機能する
・履けば履くほど自分の足になじむ
・とにかく軽い
デメリット
・上履きには入らない
・足が小さい場合には取り寄せになる
・小さいのに値段が変わらない
ashibra

ashibraは直接足につけて距骨の倒れを安定させてくれます。指周りの筋肉に刺激が入り、アーチ構造が安定するため蹴りだしがスムーズになります

メリット
・指を使う意識が強くなる
・足が上がるようになる
・上履きでも使える
デメリット
・足が小さすぎるとサイズがない(SSまで)
・つけ方にコツがいる
・逆につけてしまう場合がある
エクササイズ

距骨が倒れる場合はアーチが下がっています。そのアーチを支える筋肉を鍛えてあげる必要があります。かなり地味ですが、続けると効果があります。

メリット
・自重で行うため道具がいらない
・どこでもできる
・エクササイズ後に指を意識しやすい
デメリット
・1人だと継続しにくい
・経験がないと正しくできているかが判らない
・結果が出るのに時間がかかる

 

まとめ

小学生のうちに内股の矯正は必要ないと思います。

大事なのはどこに原因があるのか?です。その原因が解決されなければ永遠に元に戻ります。

子供の場合はまだ成長過程なので、痛みが出た場合には早めに手を打つことが大事です。特に運動を頑張っている場合には痛みが出やすいので注意してください。

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