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ゴルファーと体幹
先日ひょんなことから友人のゴルフレッスンプロ森山さんと体幹について話すチャンスがありました。自分がこれまで実践してきた体幹の使い方を話すと、森山さんも全く同じ体の使い方をしていることがわかり、やたらに盛り上がりました(笑)
レッスンをしていると体幹が使えず、上半身と下半身が繋がらないままボールを打つ人が多いことに気がついたそうです。女性は筋力が弱くスイングの力がボールに伝わらないためポヨーンとしたボールを打つ方が多いようです。
逆に男性は上半身の力に頼って打つため右に左に飛んでゆくそうです。森山さんは、自分自身もどうやったら安定したアドレス(再現性が高いアドレス)ができるか?上半身と下半身が繋がるのか?を探求したそうです。
日本とアメリカのアドレスの違い
森山さんが言うには日本人と外国人はアドレスに以下のような違いがあるそうです。
・日本人=やや反り腰でアドレス
・外国人=やや猫背気味でアドレス
いつからどのような経緯を経てこのようにアドレスに違いが出たのかはわかりませんが、多くのゴルファーを見てきた森山さんの話に妙に納得している自分がいました。
反り腰は安定しない
仙骨ラクダ的身体操作法のセミナーでもよくやるのですが、いわゆる反り腰は全く体(軸)が安定しません、横から押されたらグラグラ動いてしまいます。
しかし逆に適度に骨盤が丸まる方向に力が入ると体は安定します。これがゴルフのアドレスでも全く同じで、腰が反っていれば体が安定しないのでそのままスイングすれば球筋も安定しません。
おまけにお腹に力が入っていないので下半身で発揮された力は上半身に伝わらないためボールは飛びません。さらに骨格の構造上腰が反ったままでは骨盤は上手に回旋しないため代償動作を起こしスイングの軸がずれることになります。
仙骨ラクダを着けてボールを打つと・・
普段から体幹を意識したレッスンをしている森山さんが初めて仙骨ラクダを着けました。つけた瞬間に「お!!これやばいですね!」とリアクション。さすがアスリート、まだ打ってないのに(笑)打席に入りアイアンを構えるとなんだかしっくり来ているようです。
いざボールを打ってみると「これはすごい!!こんなにすごいとは思わなかった!」と言います。続けざまにボールを打ち続けますが良い感覚は変わることなく力が伝わったボールはネットに突き刺さります。
ほどなくしてドライバーを手にしました。さっと構えてボールを打つとカキン!!とドライバーの芯に当たったボールは勢いよくネットに突き刺さり、きれいなバックスイングの残像だけが残ります。
何度打ってもそのスイングはぶれることなく繰り返されました。いつもだと30球くらい打たないと体幹に力が入らないそうですが、仙骨ラクダを着けているといきなりフルパワーで振っても軸がぶれることなくボールに力が伝わり、飛距離が伸びた気がすると言っていました。
スイングを見ていても全く軸がぶれない安定しているのがよく分かりました。それもスイングスピードは相当速いのにぶれない、さすがプロゴルファーを目指しただけはあります。※この日は室内練習場での試着でした。
パターの構えが安定
その後パターに持ち替えてパッティングをしてみることに。いつものように構えるとすっと自分のポジションに入れて前に屈んだ状態でも体幹に力が入っているのを感じると言います。
アイアンやドライバーと同じように軸が安定しなければパターの軌道も安定しないので、同じように打っていても結果が違います。ぶれるたびに手元で調整するようになると泥沼にはまります(汗)
仙骨ラクダを着けて打つと違いはどこにある??
- 体に1本の軸が出来て、その軸の周りを自然に回旋できる
- 軸が出来ることで左側の壁がしっかりできるからパワーが伝わる
- バックスイングで右側に力が逃げない(左側の壁と同じこと)
- 構えた時にどっしりと構えられる(体幹に力が入る)
- 上半身と下半身が連動してボールに力が伝わる
- 股関節がしっかり機能を果たす
最後に
もともと体幹を意識してスイングしていた森山さんは仙骨ラクダを着けることで、より体軸が安定してボールに力が伝わったようです。
- これまでにない感覚にかなり驚いていましたが、開発者の岡本先生が「ゴルファーにはかなり良い道具だと思う」と言っていたのを思い出しました。プロレベルの方はもちろんのこと、アマチュアでも十分に効果を感じられると思います。近いうちに森山さんと仙骨ラクダを使ったゴルフレッスンをやってみようと思います。みた接骨院では仙骨ラクダの試着を用意しています。文章で読むよりも体感するほうが凄さを実感できるマニアックな?商品です(笑)随時試着は受け付けておりますので、ご興味のある方は連絡ください!