4月になりました。桜も一気に花が咲き始めましたが、気温が下がったので入学式には間に合いそうですね。
さて、昨夜は伊藤超短波の荒井さん、小田桐さんのお二人に来ていただき勉強会をしていただきました。かれこれ3回目になりますが、回を追うごとに内容がマニアックになってきています(笑)またプロジェクターが使える様になったので、セミナーで使っている動画などを見せていただきながらいろいろと情報交換をしました。
今回は前回習った物理療法の技法を治療中にどのように使って、どのような結果が出たか?などを報告し、そこから最近の診療の中で遭遇した症例について効果のありそうな治療方法を教えていただきました。
このところ自分も含めて肉離れの患者様が増えていることもあって、肉離れに使えそうな方法を中心に話が進みました。肉離れは筋肉繊維が部分的に断裂したものをさしますが、ついつい受傷部分に目が行きますが、実は受傷部位に負担がかかるような動きをしていることに問題があることが多く、どれだけ広い範囲で関係している部分を見立てられるか?が治療のポイントになりそうです。頭では解っていても、ついつい受傷部位に目が行ってしまうのも事実ですが、本丸は別の場所にあることが多いようです。
荒井さん自身が陸上競技出身と言うこともあり、ランニングのメカニズムや身体の使い方に精通しているので、非常に話しが合います。また現在も競技を続けていることもあり、自分の身体を使ってあれこれ自社の物理療法を試して、それをあちこちでアスリートに試して結果を出しているため、すぐに使える方法がほとんどです。今回は特に下腿を中心に新しいスキルを教えてもらいました。こんな方法を使うんだ!という発見もあり、さっそく日々の治療で使って見ようと思います。
いよいよ春になって新人戦などの大会が増えてきます。ついついハッスルして怪我をする時期でもあるので、怪我をしたら早めに処置しましょう!大会直前にどうにかして下さい!って駆け込む方もいらっしゃいますが、魔法はありません(笑)早めに処置することが結果的に早い復帰に繋がりますよ!!