立ち仕事をしなければいけない方が足が痛いとなると、かなりのストレスになるのは容易に想像がつきます。
僕も円海山でトレイルランニングしていて捻挫して困りました(笑)
目次
立ってるだけで足首が痛い・
大学同級生の飲食店経営者からの相談でした。
患者様情報
40代男性 飲食店を経営しており、仕事中は立っている。大学でアメリカンフットボールをしており、何度も足首をひねった過去がある。
現在は運動はしていないため体重増が止まらない。
症状
仕事で立っていると足首の外側に痛みが出る。
座っているときや寝ているときには全く痛みは出ない。
プライベートや仕事中に足首をひねった覚えはないし、腫れもない。しばらく様子を見たが痛みに変化がないため来院。
問題を探る
問診、触診等でこれまでの既往歴などを聞き出し状態を確認。腫れなどは認められないものの足首外側に圧痛があり、炎症を起こしているのを確認。
外傷的要素が見当たらないため、足関節の構造的な不具合を疑う。
FPIなどの足部評価法で評価してみると、問題点があぶりだされた。
簡単あしもとチェック!
ご自宅でも簡単に足の構造的な不具合を調べることが可能です。動画のようにやってみてBに近く、痛みがある場合には早めに相談してくださいね
治療方針
まずはテーピング等で足首の「ある動き」を制限して、痛みが減るのか?増えるのか?変わらないのか?をチェックすることに。
これで痛みが減少するのであれば足関節の構造的な問題を解決しないと、永遠に痛みが取れないことの証明になることを説明して、テーピングを施す。後日様子を聞かせてもらうことに。
その後・・
後日聞いたところ、テーピングをしていると痛みが明らかに軽減して立ち仕事は楽になることが判明。しかし、テーピングが外れると痛みが再発。
やはり足関節の構造的な問題が痛みの原因になっているため、テーピング、サポーター、フォームソティックス・メディカルの使用をおススメした。
フォームソティックスのフィッティング
しばらく様子を見ていたが、仕事中の痛みが気になるためフォームソティックスを入れたいと来院。
改めて足部の評価を行い、ご自身の足の状態についてしっかり説明し理解していただく。その後フォームソティックスをフィッティング。またこの際に新しいシューズを購入していただき、どちらも新しい状態で使い始める。
フォームソティックスのを入れたところ
検査中にパワーテストをしたところ「??なんで??こんなに変わるの?」を連発していました(笑)
また仕事時にフォームソティックスを入れたシューズを履いていると痛みは全くなくなったとのこと。が、自宅に帰ってシューズを脱ぐと痛みが出るそうです。やはり自宅でもシューズを履いてもらうしかないようです。
裸足でも使えるashibraという商品も取り扱いが始まりました。フォームソティックスが適さない場合にはおススメしています。
こちらはオンラインストアでの購入も可能です。またオンラインで無料装着相談も承っています。
まとめ
立ち仕事で足に痛みがあると、痛みが気になって仕事に集中できないというのは容易に想像が付きます。
近くに住んでいて、時間的にも自由が利く場合には続けて必要な治療ができますが、そうではない場合には根本的な解決策が必要です。
雨漏りしているからと言ってブルーシートをかけても、屋根に穴が開いている部分を正しく塞がなければ雨漏りは止まりません。
みた接骨院では患者様と一緒に根本的な解決策を探りながら、なるべく早く痛みを取り除き、よりよい生活ができるようにお手伝いしたいと考えております。
足の痛みでお悩みの場合には予約ページに「足の悩み相談予約」というのがありますので、そちらを選択してください。
令和2年5月よりオンラインでも足の悩み相談ができるようになりました。来院時のように触診等は出来ませんが、画面を通じてのテストである程度の予想が可能です。
また今回も使用したフォームソティックスもオンラインでのフィッティングが可能になりました。※初めての方は来院のみの対応になります。