ラグビーのワールドカップが盛り上がっていますね！日本vsアイルランド戦をたまたま飲み会の席で観戦したのですが、気が付いたら大盛り上がり(笑）にわかファンの我々をひきつける素晴らしい試合でした。

と、翌日の9月29日は高校アメフト秋季大会の準決勝でした。対戦相手は超強豪の慶應義塾高。ラグビー日本代表にあやかって？負けられない試合でした。この試合に勝つと関東大会への出場が決定です。負けたら3位決定戦をして勝つと関東大会に出られます。

慶應義塾高

神奈川の高校アメフト界では知らない人はいない？ほどの強豪校で、過去に何度も神奈川県大会を制し関東大会でも活躍するチームです。驚くほど選手の人数が多く、さらにコーチの数も多くまるで大学のチームか？と思うほどのチーム体制です。オフェンス、ディフェンスともにアスリートが揃い、特にQB、レシーバーの動きは高校生離れしています。もちろん徹底したトレーニングの成果で、かなり体が大きく同じ高校生とは思えません(笑）立野高校時代も含めて何度も対戦していますが、分厚い選手層に何度もはじき返されています。

前半

試合は慶應オフェンスから始まりました。小気味良くパスやランプレーを仕掛けてきますが横浜栄ディフェンスが踏ん張りパントで攻撃権が変わります。横浜栄オフェンスもラン、パスを使って前進を試みますがなかなか大きくゲインは奪えずお互いに膠着状態が続きます。2Qに入り横浜栄オフェンスがリズムよくパスを使って前進し、ランも織り交ぜながらゴールに迫り待望のTD！！が、続く横浜栄オフェンスは慶應ディフェンスの堅い守りに陣地を挽回できず自陣を背負ってパント。が、パントスナップミスでセーフティー2点を献上し、さらに慶應オフェンスから始まるピンチ・・。そのピンチを横浜栄デイフェンスが踏ん張って得点を与えずにオフェンスにチャンスを託します。なかなかゲインが奪えない横浜栄オフェンスですが、起死回生のビックゲインが飛び出しゴール前に迫り、そのままの勢いで追加点！前半を13対２で折り返します。

後半

後半は横浜栄オフェンスから始まりました。ハーフタイムに慶應義塾高が修正してくるのはある程度分かっていましたが、案の定？厳しいディフェンスで前進を許してくれません・・。陣地を挽回できないまま不利な状況で慶應義塾オフェンスの攻撃を受け、じわじわと前進を許し得点を許します・・食い下がりたい横浜栄オフェスですが、パスによる攻撃を慶應義塾ディフェンスの素早い寄りでなかなか前に進めず、ディフェンスが耐え続ける状況が続きます。4Qになってもなかなか攻撃の糸口がつかめず苦戦し、さらに慶應義塾オフェンスに得点を許し3点を追いかける展開に（汗）どうにか慶應義塾オフェンスの猛攻をしのぎ、残り45秒で3点差を追いかける最後の攻撃のチャンスを手に入れます！得点すれば逆転勝利です！！慶應義塾ディフェンスのアグレッシブなディフェンスに手を焼きながら、1ヤードでもゴールに近づけるように残った力を振り絞りパスを投げますが３ダウンで投げたパスが失敗し、残り10秒を切って時間を止めるためにスパイクを選択するも４ダウンで、タイムアップ・・。13対16で残念ながら負けてしまいました。

試合を終えて

あの時ああすればよかった、あのプレーが・・と言い出すとキリがないのですが、あの慶應義塾に勝てるかも？と思ったのもつかの間、後半に逆転され追いかけましたが最後は力の差が出ました。選手もベンチも一生懸命戦いましたが、勝負の世界は非情です。といっても3位決定戦が残っており、勝てば関東大会に進むことができます。相手は今年の春に負けた鎌倉学園です。春の借りを返すためにも1週間でしっかり準備して、関東大会へ行ってくれるはずです！！