九州・熊本での地震がまだまだ続いています。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
4月17日(日曜)に高校アメフト春季大会が行われ、横浜栄高校のトレーナーとしてお邪魔してきました。会場は慶應だったのですが、朝から小雨でさらに試合開始前から強風が吹き荒れ、春の嵐の中での試合になりました。あまりの強風でベンチがひっくり返り、危なく怪我人が出るところでした・・
4月3日の県立鎌倉高校に次ぐ、今回の対戦相手は南陵高校でした。昨年の春大会での対戦では1点差で我々がどうにか勝っていますが、昨年1,2年生だったメンバーがごっそり残っている南陵高校は春大会の大きなヤマでした。特にランニングバックに能力の高い選手がおり、試合前の練習を見ていても手を焼きそうな雰囲気でした。昨年のブログはこちら
試合は南陵の攻撃から始りました。予定通りパワフルでスピードのあるランニングバックをぐいぐい走らせてくる戦略で、横浜栄ディフェンスも踏ん張りますがズルズルとゲインされ、先制点を奪われます。かわって栄オフェンスもランプレーでそこそこ前進しますが、南陵ディフェンスの早い集まりに得点をさせてもらえず耐える時間が続きました。南陵オフェンスの猛攻を栄ディフェンスが耐えに耐えて前半を0対7で折り返しました。前半の得点チャンスで攻めきれなかったのが後半になっても重くのしかかるとは・・
後半は栄オフェンスから始りました。素早い南陵ディフェンスの前にランプレーが思うように進まず、パスでの攻撃も南陵ディフェンスのプレッシャーでなかなか通りません。南陵オフェンスはランプレーで密集を抜けてスルスルと前進し、タックルミスも手伝って追加点を奪われ14点を追いかける展開に・・。4Qに入り栄オフェンスが逆転のドライブを仕掛け、まずは1本TDを狙います。スクリーンパスが通り、ディフェンスをくぐり抜けてゲインし独走か??と思ったときにボールをファンブルし攻撃権が南陵に移りチャンスを活かせません。栄ディフェンスは猛攻を凌ぎ得点を許しませんが、時間ばかりが過ぎて行き最後は南陵オフェンスが時間を流して0対14で試合終了となりました・・。
前回の県立鎌倉高校戦と同様に、オフェンスの得点力不足が露呈されました。秋大会に向けてコツコツと積み上げて行くしか方法はありません。新入生をたくさん勧誘して、チームの底上げをして秋大会に全く別のチームになってもらいたいですね。