院長の日常

職業講話@笹下中学校

いよいよ11月も最後の週です。あと1ヶ月で今年も終わると思うと、本当に早いですね、って毎年言っています(笑)

さて、今年も笹下中学校での職業講話にお呼ばれしたので、29日の午後に行って来ました。最近の中学校は1年生で様々な職業の人から話を聞いて、2年生になると実際にお店や施設に行って仕事を体験するキャリア教育を行っているようです。自分が中学生の頃には無かったですが、ちょっとうらやましく思います。

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今回は警察、消防、福祉施設、図書館、保育園、自動車販売、設計士、プラント、接骨院、スポーツクラブの方々が集まり、生徒さんたちは自分が聞きたい講座を2つ選び、約30分間メモを書きながら話を聞き、休憩を挟んで移動してまた30分聞きます。

僕は「柔道整復師という仕事」と題して、どうして柔道整復師になったのか?柔道整復師の歴史や業務範囲、どうやったらなれるのか?具体的な症例などを見せながら面白おかしく伝えました。資料は毎年使っているのをちょこちょこ修正して使っており、たまたま前日に酷い捻挫の患者様がいらしたのでその写真も使わせていただきました。

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今回は合計40名ほどが僕の話を聞きに来てくれました。思いのほか怪我をしたり、接骨院に通ったことのある生徒さんが多かったので非常に話しやすい感じでした。また骨折や脱臼などの具体的な写真(ちょっと痛々しい写真でした)を見せると興味を示してくれるので、怖いもの観たさ?って大事ですね。といっても中学1年生は集中力が続かないので、こちら側もそれなりの工夫が必要だなと思いました。

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今中学1年生、12歳前後の彼らは。あと10年ちょっとすると社会人になっている可能性があります。きっと今とは全く社会情勢も違うでしょうし、働き方も違うと思います。今ある職業のうち何割かはなくなっている可能性だってあります。そこで仕事を選ぶにあたり、どこを重視すればよいのかを僕なりにお伝えしました。僕が考えるポイントは2つです。ひとつは「人の役に立てるか?」もうひとつは「本当にその仕事が好きか?」です。幸いなことに自分はこの2つを満たしているので毎日が楽しいです(笑)

人の役に立つことは幸福感が高い事が知られています。また好きなことは長く続けていても苦になりにくく、自分から積極的に動くので何事も上手く行きやすいです。もちろん最初からそのような仕事が見つけられる人ばかりではないと思いますが、ブランド、給料、福利厚生などで仕事を選ぶと「こんなはずじゃなかった・・」となりやすい気がします。

彼らの中から柔道整復師になりたい!といってくれる人は出てくるのでしょうか??中学生から憧れの職業になれるように日々、精進したいと思います。

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