フォームソティックス

怪我が治ったのに走ると痛い・・陸上選手が全力で走れるようになった秘密とは?

朝から北風が吹き、まるで冬のような状況ですね・・このまま秋は終わってしまうのでしょうか・・

さて、ちょっと前に高校陸上部選手のフォームソティックスをフィッティングしました。これまでとはフィッティングまでのプロセスがちょっと違うので、参考になればと思い残しておきます。

H君の怪我

中学校から陸上部に所属していたH君は、高校でも陸上部に入り走り高跳びをメインにしながら日々練習に励んでいました。

普段の練習は専門種目である走り高跳びの練習よりも、短距離の練習を中心に組み立てており、大会に近くなると走り高跳びの技術練習を入れてゆくスタイルで練習をしていました。

そんなある日、踏み切り足である左足を練習中に捻挫しました。それも内側の靭帯です。一般的に捻挫と言うと解剖学的な構造が理由で外側の靭帯を損傷することが多いです。

逆に内側は強固な靭帯があり損傷することは割りに少ないです。が、H君は左足での踏み切りの際にバランスを崩し加速が付いていたこともあり、内側の靭帯を傷めてしまい来院しました。

怪我は治ったの・・

通常の治療をして徐々に回復して行ったのですが、もう大丈夫だと思って軽くジョギングをすると損傷した内側が痛いと訴えるH君。

一般的には3週間~4週間ほどでほとんど回復するはずが、なかなかすっきり治らない・・・そう思っていたときに、よくよく足を観察したときにアーチの低さに気がつきました。

そこで「内側の靭帯は良くなっているが、アーチの低さが原因で踵が安定しないためにオーバープロネーションを招き、内側に負担がかかっているのでは?」と仮説を立て、試しに自分の使っているフォームソティックスを貸し出して使ってもらいました。

仮説が正しければ内側に痛みは出ないはずです。

フォームソティックスで劇的な変化!!?

そして貸し出してから1週間後、H君が来院し「痛みが全くなくなりました!!!」と大喜びで、おまけにパフォーマンスも上がって全力で走れるようになったと言っていました。

内側の痛みが消え去らなかったのは靭帯の損傷だけではなく、オーバープロネーション(過回内)が招いた負担だったことがはっきりとわかりました。

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仮設が証明されたので、普段練習時に履いているランニングシューズを持ってきてもらい、新品のフォームソティックスをフィッティングしました。

改めて足全体を評価してみるとアーチが低く、さらに踵骨が倒れこんでおりオーバープロネーションを起こしていることがはっきり出ました。

H君が怪我をして来院したときにオーバープロネーションであることに気がついていれば遠回りせずに済んだかもしれませんが、ついつい損傷した部分だけに意識が行ってしまい、全体を見ることを忘れてしまいました。

一般的に陸上部の選手は身体の感覚に非常に敏感です。そのため痛みや違和感があると練習内容を大きく変えます。

しかしレースが近くなると練習不足が不安を招き、ジレンマで苦しみます。今回も同じようにH君は不安を感じていますが、フォームソティックスが鍵となって見事に復活できました。

もし膝や足に痛みや違和感があれば、一度ご相談ください。これまでとは違った方法で解決できるかもしれません!

オンライン相談が可能です

令和2年5月よりオンラインでの相談が可能になりました。また条件は付きますがオンラインでフォームソティックスのフィッティングも可能になりました。詳しくはこちらをご覧ください

初めての方は詳細な検査が必要なので来院での対応となります、ご了承ください。

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