全国的に気温が上がってきました。北海道では30度を超す地域があるそうです。関東でも徐々に気温が上がっていよいよ梅雨に向けて来た感じです。
さて5月22日に所属している公益社団法人・神奈川県柔道整復師会の会館で「未病サポーター講習会」に参加してきました。神奈川県知事の黒岩さんが推し進めている考え方で、健康と病気の間には未病という状態があり、病気にならないように日々の生活習慣を改めてより健康な状態に近づけ健康寿命を延ばすことを目的にしています。全国的に平均寿命は延び続けていますが、健康寿命との差は約10年ほどあります。ということは最後の約10年間は誰かのお世話にならないと生きて行けないことを表しています。そこで生活習慣を変えて健康寿命を延ばすことで、いつまでもいきいき元気で過ごすことが可能になります。
我々のように、日々怪我をされたりどこかを痛めた方々と接することの多い接骨院という場所は、実際に歩いている姿や会話を通じてその方がどのような状況にあるのかをチェックして改善のお手伝いをすることが可能です。そこで未病サポーターに登録することで、健康寿命を伸ばすお手伝いが出来そうです。
未病を改善するためには「食」「運動」「社会参加」の3つが大切で、今回の研修会で前半はあれこれ座学、後半では実際に身体を動かしました。
みた接骨院では7年前にパワープレートを導入し、高齢者も含めてどれだけ今の筋力を残せるか?強くできるか?という部分を大切にしてきました。まさに未病対策にいち早く取り組んできました。もちろん今もそれは変わりませんし、実際に導入当時からパワープレートを続けている高齢者の方々は年齢が上がっても歩行や日常生活で困っている様子は見られません。
未病対策でもダイエットでも筋トレでも言えることは「魔法はない」ということです。今日頑張ったことは明日すぐに結果は出ません。コツコツと続けて行く事で半年、1年後に気がついたら結果が出るのです。黙っていても筋力は年に数%づつ低下すると言われています。そこに病気や体力低下がくっつけば筋力が低下するスピードは加速します。筋力を全く落とさないことは現実的ではありませんが、トレーニングを続ければ低下するスピードは緩やかにすることが出来ます。まさにこれが未病対策で、健康寿命を延ばすことに繋がるわけです。
未病サポーターになったので、これからも今まで以上に未病をなるべく健康に近づけるようにトレーニングや啓蒙活動をして行こうと思っています。気がついたときにはすっかり落ち込んでいるのが筋力ですから、なるべく早く手を打ち、継続して行きましょう!パワープレートなどを使ってみたかたはぜひご連絡を!!