週末は一気に気温が下がって秋らしい気温になりました。次男の幼稚園で予定されていた運動会も雨のために延期になり、体育の日に行われました。
さて、高校アメフト秋季大会は決勝戦と3位決定戦を残すのみになり、優勝、準優勝は自動的に関東大会出場です。3位のチームは新潟代表チームとプレーオフをして、勝つと関東大会に出場できます。我々は3位の座を賭けて南陵高校との対決となりました。
南陵高校は強固なディフェンスと、走力のあるランニングバックのアタックが特徴で、今年の春大会でも対決して0対14で負けています。そしてそのままの勢いで春大会は関東大会に出場しました。また先週の試合では法政第二をギリギリまで追い詰めました。
試合は初めて日体大の世田谷グランドで行われました。試合は南陵高校のオフェンスから始まりました。得意のランでグイグイ押してきますが、横浜栄ディフェンスも踏ん張り、オフェンスに繋ぎます。続く横浜栄オフェンスはランを中心に攻め込みますが、南陵ディフェンスの素早い集まりでなかなか思うような前進ができません。お互いにディフェンスが踏ん張り、オフェンスが前進するも得点には至らず、息の詰まるような展開で前半を0対0で折り返します。
後半に入り、横浜栄オフェンスが息を吹き返しチャンスをつかんで前進しますが、ここ一番でミスが出てチャンスを得点につなげられません。逆に南陵オフェンスは得意のランプレーが出始めて横浜栄ディフェンスが耐え切れず得点を許します。が、後半がスタートしたばかりで時間はたっぷりあります。横浜栄オフェンスも焦らずにボールを進めますが、パスの失敗やインターセプトで流れを失い、南陵オフェンスにチャンスを渡してしまい、さらに得点を許し0対14で4Qに入ります。何とか得点が欲しい横浜栄オフェンスも踏ん張りますが、思うようにボールが進まず時間ばかりが過ぎてゆきます。最後のオフェンスもゴールラインは遠く、力及ばず0対21で春に続いて負けてしまいました・・
3年生はこの試合でで引退が決まりました。試合終了後に涙を流している選手を見ていると、こみ上げてくるものがあります。ただ試合に勝つチームは常に1チームで、実際には負けるチームのほうが多いのも事実です。この負けから彼らが何を学ぶのか?が一番大事な気がします。着替えが終わって3年生が写真を撮ったりプレゼントをもらったりする姿を見ていると、今シーズンも終わったんだな・・という寂しさを感じます。幸いなことに今年はシリアスな怪我人が出なかったので、トレーナーとしてはホッとしています。
1,2年生は11月から始まる新人戦に向けて新チームが始動します。さて今度のチームはどのようなチームになるのか??こちらも楽しみです!