9月末は台風で10月最初は真夏・・なんだか今の季節が良くわからない今日この頃です。10月最初の日曜日に神奈川県高校アメフト秋季大会決勝が行われました。7日は朝から夏日で試合開始13時には30度を越える夏日で、まるで春大会の決勝のような暑さの中での試合になりました。
対戦相手はこちらも言わずと知れた強豪、慶応義塾!毎年準決勝か決勝で当たり、これまた法政第二と同じくなかなか勝てない相手です。部員は100名近くに上りスタッフだけでも横浜栄くらいいます(笑)大学と連携しているので、戦術などは大学譲り。毎年サイズも大きく動けるアスリートが多く存在します。
試合は慶応オフェンスから始まりました。ランで探ってきますが横浜栄ディフェンスが素早い集まりでファーストダウンを与えずパントに。代わって横浜栄オフェンスもランプレーで前進を謀りますが慶応ディフェンスの素早い集まりでパントに追い込まれます。序盤はお互いにペースをつかめず我慢比べのディフェンス戦となります。1Qに慶応義塾にゴール前まで攻め込まれますが、粘りに粘ってフィールドゴール3点に抑え2Qに入ります。依然として横浜栄オフェンスは慶応ディフェンスの素早い集まりを攻略できず、敵陣に入れず我慢が続きます。慶応オフェンスはランプレートパスプレーで圧力をかけてパスプレーが崩れたところでパスを通され得点を許し前半を0対10で折り返します。
後半は横浜栄オフェンスから始まりますが、慶応ディフェンスの分厚い壁を攻略できず、お互いにオフェンスが攻めきれず均衡を保ったまま進んでゆきます。反則やインターセプトなど流れが来たかと思うと攻めきれず・・時間ばかりが過ぎてゆきます。また4Qに入る頃から足を攣る選手が増えてなかなかベストメンバーとは行かず、我慢を強いられますがそこでも横浜栄ディフェンスは得点を許さずフィールドゴールに抑えチャンスを待ち続けます。が、最後まで横浜栄オフェンスは慶応ディフェンスを攻略できず0対13で負けてしまいました。
暑さもあり、かなり過酷な試合になりました。トレーナーとしても脱水対策にあれこれと準備をしましたが、いくら水分や塩分をとってもあれだけ暑いと消耗も激しく、後半は数名の離脱者を出すことになりました。そんな状況の中でも選手たちは諦めることなく一生懸命プレーしましたが、分厚い壁を乗り越えることが出来ませんでした。が、11月最初に関東大会が待っています!神奈川県2位として東京1位と対決です!まだまだ熱い戦いは続きます!!