院長の日常

手作り味噌の仕込み

大寒を過ぎていよいよ本格的な寒さです・・。日曜日に次男の通う幼稚園で「園庭で遊ぼう」というイベントがありました。子供たちと一緒に親も遊ぶといった内容で長男のときにも何度も参加しました。この幼稚園ではコマ回しをして遊ぶ子供たちが多く、この日も園庭でコマ回しを楽しんでいました。もちろん親もコマ回しをします。子供の頃にコマを回して遊んだ記憶がなく(ベーゴマはしました)紐の巻き方から先生役の子供たちに教わります(笑)気がつくと子供たちよりも大人が熱中してコマを回しており、子供と遊ぶと言うよりも、子供を放置して大人が一生懸命遊ぶイベントになってます(笑)

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さて、我が家では昨年から手作り味噌を仕込んでいます。患者様の中にはかなりの割合で味噌を仕込んでいらっしゃる方がおり、話を聞くたびに興味を持っていました。梅干同様に初めて作ってみたらあまりに美味しかったので、今年も仕込みました。おまけに量は昨年の倍で大豆2kg、米麹2升、麦麹1kg、塩1kgで出来上がりは9kg弱です。

今年は日曜日に仕込んだこともあり、子供たちにも手伝ってもらいました。味噌に限らずお店に行けばなんでも手に入る便利な時代なので、あえて味噌や梅干が出来るまでを見せたり体験させることで、子供たちに何かが残ればと思っています。ちなみに長男は味噌汁があまり好きではなく、次男は美味しいといって味噌汁を飲みます。

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たっぷり水を吸わせた大豆を圧力鍋を使って柔らかくし、冷えたところで大きな袋に入れて子供たちに踏んでもらいペースト状にします。そこに麹と塩を混ぜてよく混ぜ合わせ、みんなで味噌玉を作り漬物用の樽につめました。子供たちにとって初めての体験で、大豆をつぶす際には足の裏側に温かさ、柔らかさを感じながら一生懸命遊んでました(笑)また味噌玉を作る際には、まるで泥団子の要領で丸めてました。また味噌の仕込をしているときはその作業に没頭できるので、ある意味ゾーン状態になります。気分はトップアスリートです

手作りの味噌が美味しいと言われている所以は、添加物が入っていないことなどもありますが、実はそれぞれの手や家庭内に存在している状在菌や生活温度などの環境のおかげだとも言われています。同じ材料で、同じように作っても決して同じものが出来上がらない理由はそれです。それぞれの家庭内にある菌たちが活躍してくれることで旨味が引き出されます。地産池消はその土地で取れたものを摂取することで、土地に住み着いている菌を一緒に食べていることになるのですが、手作り味噌も同じですね。ちなみに麹は瀬谷区で作られたもので、大豆は北海道産です。

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今回は子供たちの手にたっぷりついた菌が?大活躍してくれるはずです。11月頃に蓋を開けるのがちょっと怖いですが、きっと美味しい味噌が出来ているはずです。これで長男も味噌汁を飲んでくれるかもしれません(笑)

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