院長の日常

自転車恐怖症?

日曜日はかなり荒れた天候になりましたね。まさに春の嵐でしたが、着実に季節が変わって行こうとするのを感じます。

土曜日の午後に、今年からトライアスロンに挑戦するNさん(女性)の個人セッションをしました(ご本人の許可を頂いてブログに書いています)

元々ランニングを趣味にしており、走るのはかなり得意で同時にswimもそこそこ泳げる方です。が、いわゆるロードBIKEにはこれまで乗ったことがなく、人が乗っているのを見ていても「怖そう」「転んだら大怪我するかも」と心配するほどでした。

トライアスロンに挑戦する事になり、ロードBIKEを購入し、初めてコーチと練習した際にバランスを崩して転倒し、ますますロードBIKEが怖くなってしまいました。

幸いなことに怪我は無かったようですが元々怖いと思っていた所に転倒した事で「自転車=本当に怖い!」と強烈にインストールされて、自転車の事を考えただけで「怖い!!」と感じてしまう自転車恐怖症になってしまいました。

トライアスロンのレースでは必ずBIKEに乗らないといけないですし当然練習が必要なので、このままでは永遠に練習が出来ないという事で相談を受けました。

そこでNさんが自転車で転倒した時の事を考えた時に、脳内でどの様な起こっているのか?をしっかり抽出して、次に抽出した内容を利用して変化させるワークを行いました。

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ワークを終えて、Nさんに転倒した時の事を思い出してくださいと伝えると、「あら???ただ転倒しただけです」と、恐怖感はすっかり無くなっていました。ちなみにここまでかかった時間は20分程です。

ここで終わっても良いのですが、同じトライアスリートとして楽しくBIKEに乗って貰いたいので、BIKEに乗ろうとすると勝手にワクワクしちゃう様に新しい戦略をインストールしました。このワークに20分くらいかかりました。

終了後に行ったワークの解説と理論をお伝えしました。洗脳だと思われると困るので、しっかり説明しました(笑)

さっそく日曜日にNさんはコーチとBIKE練習をして、終了後にメールが入りました。

「昨日はありがとうございました!よくわからないけど脳の変化にビックリでした!

安心〜乗れてる〜乗れてる〜バイクが楽しいと思えました!」

とありました。大きく変わった脳内の戦略は無事に機能して、BIKEが楽しい!と感じて貰えた様です。Nさんのレースデビューが楽しみです!

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