日中は穏やかな気温が続いています。昨日は春一番の様な風が吹いていましたが、今日は収まって気温も上がっています。
さて、今日は接骨院でトレーニングを続けている方の内容を特別に?公開します。
患者様のNさんは長年趣味でテニスを楽しんでおり、一日でも長くテニスを続けたい!という高いモチベーションをお持ちです。年齢を重ねるにつれてテニスを続けるためには筋力が必要だと判っていながらも、どうしてもご自宅ではトレーニングは出来ず、かといってスポーツクラブに行く時間もない・・。ということで治療のついでにトレーニングが出来、さらにマンツーマンの厳しい指導?付き、短時間で結果が出るパワープレートを週2回~3回続けて来られました。また最近は膝の正しい使い方をマスターするためにリアラインシューズのトレーニングもやっておられます。
継続したトレーニングの成果が出て、仲間とのテニスでは体重の乗ったボールを安定して打てるようになり、以前は取れなかったようなボールに食らいつけるようになってきたそうです。
あるとき、我々がスポーツセンターで行っているタバタトレーニングの話しをしたところ、ご興味をもたれたようだったので、接骨院でテニス用タバタトレーニングに挑戦してみては?とオススメしたところ「初心者向けで」という条件付きでタバタトレーニングをすることになりました。
タバタトレーニングは短時間で有酸素性エネルギー供給システムと無酸素性エネルギー供給システムを同時に鍛えられるトレーニングとして海外で有名になりました。タバタ博士が考案した方法で、論文として発表されました。20秒間全力で動き、10秒休むを6セット~8セット繰返し、疲労困憊になるというかなりハードなトレーニングです。
今日のNさんのタバタトレーニングはサイドステップ、前後ステップ、マウンテンクライマーの3つを順番に2セット行いました。サイド、前後の動きはテニスにそのまま使えるので、試合中の動きに繋がるように入れています。最初はさほどきつく感じませんが、セットを重ねて行くと10秒のインターバルでは心拍数が落ちなくなるため、最後まで呼吸はきつくなります(→実はこれが有酸素、無酸素供給システムを刺激するので大切です)
時間にして4分ほどのトレーニングですが、終ると肩で息をしている状態になり、やたらに汗が出ます。寒い季節に短時間であれだけ汗が出るトレーニングは珍しいと思います。Nさん曰く、テニスでもこんなに汗は出ないそうです。またご自宅で体脂肪計に乗ったら、タバタをした日は脂肪量が1%減っていたと言っていました(タバタだけの効果とは言いにくいですが・・)
論文上では週2回~3回、6週間続けると効果を感じられると書いてあります。さすがに週3回できる方は少ないと思いますが、継続すれば日常生活でも、プレー中でも違いを感じられるはずです。
もともとタバタトレーニングはかなりハードな動きなので、単純な動きが適しています。そこで今週末に秘密兵器がみた接骨院にやってくる予定です!乞うご期待ください!
ということで、今夜は増永君とスポーツセンターでタバタトレーニングやってきます。マラソン大会や所用で2週間やっていないので、ちょっと心配ですが(汗)