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ホーム院長のブログサンダルと膝痛

7月も下旬に入り、暑さも本格化しています。暑いからといって、全く外に出ないで冷房の効いた室内にい続けると、体温調節機能が弱まります。多少暑くても外に出て汗をかいて、汗腺を刺激して汗をかける身体になっておくと熱中症のリスクは低くなります。

汗をかくことを忌み嫌う方がいらっしゃいますが、汗をかいて汗が蒸発する気化熱で身体を冷やすので、実は非常に大切な役割を持っています。犬は汗をかかないので、口をあけて舌を出してはーはーすることで体温を下げます。人は長い歴史の中で汗をかく機能を獲得できたので、劣化しないように鍛えてゆきたいですね。

さて、先日幼稚園のパパ友Kさんが膝の痛みを訴えて来院されました。もともと柔道、アメフトをしていたこともあり身体が大きく体重もあります。息子さんの柔道やラグビーの練習にコーチとして参加しているときに膝に痛みを感じて来院されました。

以前にも半月板を痛めた既往があり、MRIなどで検査をしたほうが良いのか?と疑問をもたれていました。しかし、触診、徒手テストで調べてみると痛みの原因は半月板ではなく鵞足炎でした・・。膝が痛い=関節炎と思っている方が多いのですが、よーく調べてみると鵞足炎でしたという方が多いのが実情で、僕が見る限り半々の感じで、両方併発している方もいらっしゃいます。

「ビーチサンダル」の画像検索結果

ところでKさんはビーチサンダルやクロックスを良く履いていて、幼稚園のイベントで会うとたいてい裸足にビーチサンダルorクロックスです。ビーチサンダルやクロックスは夏場には非常に快適ですが、長い距離を移動するにはあまり向いているとは言えません。なぜならば、踵が安定せず、さらに前足部分が自由に動いてしまうからです。過回内(オーバープロネーション)がある方が、ビーチサンダルなどを履くと踵が安定しないので、オーバープロネーションが起こり、脛骨が回旋して鵞足部分に牽引力が働き、炎症を起こしやすくなります。今回のKさんの痛みの原因はまさにこれでした。

たまに小学生がクロックスを履いて来院しますが、人によっては小学生の頃からすでに踵が不安定になり過回内になっていることがあります。関節部分が柔らかい小学生が気がつかないでクロックス等を履き続けそのまま成長してゆくと、中学生になって部活を始める頃には立派なオーバープロネーションが完成して、鵞足炎を起こし膝痛で運動が出来ないという形が完成します。

オーバープロネーションを起こし、鵞足炎が起こってもフォームソティックスで対応できますが、一番大切なことはオーバープロネーションを起こすような靴やサンダルをはかないことです。サイズが合っていないシューズやビーチサンダル、クロックスなどを普段から履き続けるのはあまりお勧めしません。特に小中学生はご注意くださいね。


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