あっという間に熊本の震災から1ヶ月が経とうとしています。東北の震災に比べるとインフラの復旧は早いような気がしますが、仮設住宅の準備にはまだまだ時間がかかりそうです。チーム恵比寿は引き続き活動を続けており大阪からバスで熊本に乗り込むようです。
さて毎月恒例の?院内勉強会を金曜日の夜に開催しました。担当は僕で「患者様と素早く信頼関係を築く方法」という題で、脳神経解剖学、NLPのスキル、これまでの事例などを合せて伝え、ワークも一緒に行いました。3年ほど前にスタッフ全員でNLPの講座を受けていたこともあり、その当時習ったことの復習もいれつつ、新しいワークなども組み込みました。
どこの医療機関でも、あちこちを渡り歩く患者様がいらっしゃいますが、もしかするとそのような患者様は医療機関側と信頼関係が築けていないのかもしれません。その原因は医療従事者にあるかもしれませんし、ネットで情報があふれすぎている事かもしれません。
だからこそ、我々は患者様の言葉に真摯に耳を傾け、隠されているニーズを探り、必要な治療を施せるようにならなければいけません。どんなに技術、経験があっても信頼関係がなければ宝の持ち腐れです。
ということで、基本に立ち返り患者様とコミュニケーションをしっかりとる方法を学び直しました。コミュニケーションが取れることで、信頼関係が出来上がります。二人にとっては目に鱗な所もあったようですし、新しい気づきもあったようです。もしかしたら、普段通院されている方は小さな我々の変化に気がついているかもしれません。
3月に中学校でもお伝えしましたが、コミュニケーションはスキルです。誰かだけが持っている特殊な技術ではなく、スキルなので方法さえ学べば誰でも出来るようになります。そして十分にコミュニケーションが取れるようになれば信頼関係も段々と高まります。
自分が研修していた頃は、だれもそんなことは教えてくれませんでした(汗)しかしNLPを学び、コミュニケーションがスキルであることを伝える立場になったので、これからもスタッフと共にコミュニケーションをとり、より患者様に信頼していただける接骨院を目指します。