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ホーム院長のブログ気仙沼に行ってきました!その2

一般社団法人 i愛NLP協会での気仙沼訪問2日目は、約4年間通い続けている牧沢テニスコート仮設住宅にお邪魔しました(1日目の様子はこちら)実は4年前に初めて気仙沼にボランティアで訪れて担当した仮設住宅が牧沢テニスコート仮設で、そのときに初めて小野さんにお会いし、そこからご縁が続いて今に至っています。あのときにはまさかこんなに長くこの仮設住宅に通い続けるとは思っておらず、自分でもビックリしています。

当初56所帯の入居があり、その8割が独居老人だった牧沢ですが、いまでは40数所帯まで数が減っています。公営住宅に移った方もいれば、ご自分で土地を見つけてご自宅を再建された方もいらっしゃいます。毎年経済的に力のある方が減ってゆき、集会場に集まる方も減ってきているのを部外者の自分も感じていました。また2ヶ月ほど前に、以前自治会長を務めていらしたSさんが、移転されたご自宅で突然亡くなったことを知りました・・。移転に伴う引越しや環境の変化は想像以上にストレスになると聞いてはいましたが、まさかあの方が・・という思いです。

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ここの集会場で整体をするといつもいらしてくれる方はほぼ同じで、ある意味安定しています。近況を聞きながらじっくり身体を緩めました。またメンバーにハンドマッサージ、レイキが出来る方がいたので、そちらも楽しんでいただきました。またそれ以外のメンバーは前日に引き続き倉庫の整理とごみ処理でした。ダンボールやゴザなどは細かく刻んでごみに出します。とても小野さん一人では出来ないような仕事量です。整体が終わってそちらの作業に合流し、みんなで出来ることをしました。

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当然ここでもお茶っこはあるわけで、作業の合間を見てお茶を飲み、いろいろなお話を聞かせていただきます。またお昼ご飯の時間には小野さんがスーパーであれこれ買ってきてくださり、みんなで笑いながら賑やかに食べさせていただきました。牧沢仮設の世話焼き人である小野さんは、人の世話をすることはあってもご自分の話をじっくり聞いてくれる人はあまりいません。また食事も一人のことが多いため、賑やかに食卓を囲むことは少なくなっているようです。我々のような部外者であり、コミュニケーションスキルでもあるNLPを学んでいるi愛NLPのメンバーは小野さんにとって絶好の話し相手になります。帰り際に「おしゃべり相手になることも仕事だよ」と小野さんが行ってくださったのがとても印象に残りました。

毎回気仙沼を訪れるたびに、街の様子が変わっているのを感じます。しかし仮設住宅で暮らす高齢者の方々の悩みは大きく変わりません。それどころか公営住宅に移ったけれど寂しくて仮設に戻ってきたと言う方も少なくありません。仮設住宅でのお茶っこによる良好な人間関係がお互いを支えあい、助け合っていたことを如実に物語っています。神奈川県は健康寿命を延ばそうという取り組みを行っていますが、そこでのポイントは「運動」「食事」「社会とのつながり」と言われています。仮設住宅を出て公営住宅に移ると「社会とのつながり」が希薄になり孤立する方が増えます。理由は全く知らない人が集まっていて、さらに分厚いコンクリートのおかげで全くお隣さんの生活音が聞こえないからです(もちろん他の理由もあります)公営住宅に移った方々の「つながり」をどう生み出し、良い方向に発展させてゆくか?は市民レベルの復興に必要なキーワードのようです。

日本中で災害が起こった2016年ですが、いつどこで自然災害が起こるかは誰にもわかりません。そのときにお互いに助け合い、社会から孤立化させないようにする仕組みを構築しておくことが必要です。特にお祭り文化が縮小している都市部は「つながり」が大切になりそうです。みた接骨院も患者様同士、そして地域と繋がるハブになるようにしてゆく必要を感じています。


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